質問
現在新築を検討中です。
インターネット等で情報を集めれば集めるほど欠陥住宅に対する不安ばかりがつのってしまっています。
ハウスメーカーがこれほど信用できないとは思いもよりませんでした。
そんな時に私の住む県内にホーム〇〇という住宅検査の会社が有ることを知りました。
業者選びからアドバイスしてもらえるとのことで一度検討してみようと思っています。
このような第三者チェックは賢明な方法といえるのでしょうか。
本来は楽しいはずの家造りが今は不安な事ばかりで前述したホーム〇〇に対しても信用してよいものかどうかなどとすぐ疑ってしまいます。
良きアドバイスをお願いします。
回答
第三者とはどんな体制の人々を言うのか?そこが問題です。
一言で言えば、「あなたのサイドに立って、あなたの財産をあなたに代わって保全してくれる人」です。
これはどのような人かといいますと
弁護士がそうですし、税理士がそうですし、医師がそうでしょう。
あなたのそばにいて「どうしたら最善なのか?」処方を考え処方箋を書き、あなたとあなたの財産を保全していきます。
当然彼らの業務報酬は必要です。
この業務報酬を安く済ませようとケチることもできますが結果はそれなりです。
一級建築士は今、全国に約28.5万人おり、それ以外の建築士も含めますと全国には約91万人おります。
そんな中で前述の弁護士、税理士、医師と同様の立場でお客様サイドに立ってアドバイスがきちんとできる建築士は全国にも300人程度しかいないと思われます。
第三者チェックはそれだけを業にすることが困難ですので、設計事務所がこれを行っているケースが多いと思います。
それを専業としているところがあるとは思いますが、結果的にはピンポイント的な工事監理となり、十分とは言えないことにもなりましょう。
一番、的確なのは「住宅を手掛けている建築設計事務所」にお話をすることがもっとも賢明だと思います。
詳しいお話を伺うことができれば安心を高めることもできましょう。
ご紹介できる仲間も県内におります。
以上となりますが、ご不明点や解決がみられないなど何かお困りごとがございましたら引き続きご相談ください。
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