<はじめに: この回答はご相談のあった1999年10月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
<はじめに: この回答はご相談のあった1999年10月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
私たちプロでさえ迷い込んでしまう正論の無さに
あなたも入ってしまいましたね。
探れば探るほど迷い込むのがこの問題です。
基本的には北海道等の寒冷地の仕様を関東の横浜にてあてはめて考えるところにオーバーデザインが生じてしまいませんでしょうか。
●●ハウスはともかく
FP工法の家でさえここ10年以内の実績かと思います。
新工法が開発されては実験台にされているのがお客様です。
本当は不要な迷惑のはずなのに営業力に押されて
ついつい契約されてしまいます。
結果がこの正論の無さなのです。
正論かどうかは実際に住んでいる人に聞くことが一番でしょう。
つまり、50年住むなら50年以上耐久している
実際の建物をキチンと見てください。
在来工法でも良いですし、2x4工法でもかまいません。
コンクリートでもかまいません。
小手先の工法ではない部分で選択されることをお薦めします。
ちなみに私は確かな骨組みの伝統的な在来工法を採用しています。
内断熱も選択肢のひとつです。
また、外断熱のひとつです。
さらにはその両者を同時にする断熱方法もひとつです。
今、あなたの悩みは「断熱工法」ひとつを採ってしてもなお選択肢は大きく分けて3つです。ひとつの選択肢の中にさえ、さらに使用される断熱材や下地材、工法、金額があるのです。これらをひとつずつ検証することは膨大な選択肢から結論を導くことになりましょう。
必然的にはどこかに妥協が生まれます。
従いまして、これらの選択肢を携えて私は建築設計に向います。
私の最終的な結論は50維持されている建物の中にあります。