<はじめに: この回答はご相談のあった1999年10月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
売建住宅は同時期に販売をすることで販売利益を得る売り方です。
同時に建てるには同時に業者が仕事をして完成していきます。
しかし当然ながらそれぞれの建物にはそれぞれ別の業者が
担当して工事を受け持つことなります。
この時点で担当業者の仕事の程度に違いが生じます。
「仕事の程度」とは「仕上げ精度」です。
1日2万円の日当で仕事をする人でもやり方も違えば進度も違います。
仕事の精度が良く、美しくきれいに早く出来る職人もいれば
仕事はゆっくりであっても汚かったり、それも同じ金額という職人は
どこの現場にもおります。
となると、いくら隣の家と比較してもそれは基本的に職人が違うのですから
「同じように見える家」でも「違う家」なのです。
さて、床鳴りの内容からいろいろな欠点が見えてきました。
今後まだ出てくるものと思います。
(4)の内容は特に問題は無いと思います。
「鴨居(かもい)」ではなく、「長押(なげし)」の中のことだと思いますが
横から見て長押の中で壁仕上げは止まります。
後の件に関してはやはり売主に連絡をしてみてください。
私がそちらまで出かけられれば良いのですが
それもままなりませんので
公的な相談機関をご紹介いたします。
公的な相談受付の場所として
「茨木市役所の建築指導課」か
「大阪府建築事務所協会」にご相談ください。
建築の無料相談を受けてくださると思います。
また、契約の内容などにつきましては
市役所の「法律相談」をご利用頂くのがよろしいかと思います。
いろいろなアドバイスが頂けると思います。