<はじめに: この回答はご相談のあった1999年7月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
まずはじめに、あなたのご意向はもっともな要求と思います。
大別すると
1.建築に関する瑕疵の問題
2.補修に関する管理体制の問題
3.ご自身の資産を保護する問題です。
上記のメールの内容では
1.の部分が欠落しております。
いきなり2.の話になるのは基本的にはおかしいでしょう。
このメールの内容は明らかに建築の欠陥部分に起因した問題です。
したがって「欠陥問題として弁護士に相談しても良いか」
と先方に確認した上で法律相談に出かけてください。
法律相談は各行政機関が行っている無料の相談でかまいません。
一般的には「欠陥問題として弁護士に相談」は困るのが
先方の事情ですので何がしかの対応が出てくるとお思います。
弁済については当然のことと思います。
売買契約書や管理契約書はご一読ください。
施工会社も管理会社も保険に加入しているはずですから
その保険でカバーしてもらえると思います。
>私のほうで管理組合の方と直接交渉してくれといわれてしまいました、、それはちょっとおかしいのではないかとおもうのですが、そのむね伝えますと『そう言うことになってますから』との御返答でした
御指摘のとおりでこの話はおかしいです。
であれば、どこにそうした管理体制があるのかを確認してください。
「そういうことになっている」という部分の書面が必ずあるはずです。
追求しなければならないことになってきました。
2.の管理については「マンション管理組合」が行いますが
共有部分についてが一般的で、固有の範囲には抵触できません。
したがって、今回のケースは「個別」の範囲になろうかと思います。
立場的には「管理会社」の言いなりになってしまう「管理組合」が
ほとんどのようですがこれでは「自立した管理組合」とは言えず
住人の意見はすべてつぶされてしまいますから
気をつけないといけません。
最終的には個人資産はご自身で守る必要があります。
今回の弁済については1.の範囲ですが
今後は「火災保険や家財保険」は検討する必要がありそうです。