質問
築9年で現在リフォーム・増築中です。
2階に1部屋増築のため、屋根を解体し養生中、2回雨漏りが発生しました。
その後、建て方の際1回、瓦拭きの際1回等、雨漏りが続きました。
シート養生等の不手際かと思われますが、壁・クロス張りや天井板のシミの発生、家具への雨水浸水、かびの発生など被害を被りました。
このような場合、業者に対してどのような修復措置を求めることができるのか、ご教示願います。
TS様 (富山県富山市)
回答
<はじめに: この回答はご相談のあった1999年7月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
こうした損害の賠償につきましては「工事請負契約」の内容によります。
キチンとした形で「工事の内容等」についての取り決めを
この工事に先立って締結してなければ何の手当てもできません。
リフォーム工事であっても、小額の10万円程度の工事であっても同様です。
この工事契約の書面での締結がない場合は
こうした損害に対しては業者との協議以外に方法はありません。
損害の事実を写真に取るなどして整理し、何がどの程度なのかを表にまとめ
書面に残して交渉してください。
金額等は両者の協議によって成立します。
基本的にはこうした工事に起因するお客様の損害は
業者の責任において修補するのが一般的なルールですので申し添えます。