借家での結露

<はじめに: この回答はご相談のあった1999年12月に
       すでにご相談者あて回答したものですが、
       当相談コーナーのシステム改善の都合上、
       再度編集して掲示しております。ご了承ください。>

この問題はやはり水蒸気の発生源としてのファンヒーターに問題がありそうです。

火が作る燃焼器具は必ずH2Oを作るのは小学校で勉強しましたね。
空気中で燃焼によって酸素と水素が化合して水ができてしまいます。
これが水蒸気となって室内の空気中に広がっています。

床下は断熱の処理がなされていないので
床下の空気がかなり冷えているために床面を冷やします。
どうしても室内温度と床面温度にかなりの温度差ができています。
そのためにこの温度差がもっとも顕著に表れる床に結露が生じるのでしょう。

このまま行けばこの床は腐ってしまうと思います。
これが住人の利用状況のミスということになればそれこそ大変です。

さて、あなたにできることですが
これは防止策がありません。
あってもあなたにかなりの工事費や燃焼器具購入の負担がかかります。

まずもって
根本的に床下に断熱材が入っていないというのが原因です。
原因は追求できてもその先の大家が納得しなければ
この工事はできないだろうと思います。

また、相談窓口は大家であってもその後ろにいる
工事業者も大家に意見できる立場ではありませんし、
逆に自分の工事内容を正当化しようとすれば
大家に対して工事業者は「床下断熱など必要ない」と言い張るのです。
欠陥とは認めない工事業者の対応に似ています。

あなたの考えは正しいのですが
あなたの味方になって大家を説得できるシステムはありません。
説得を繰り返すしか方法はないように思えます。
後は転居することになるのでしょうか?

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