設計NOW

収益型オーナー住居付テナントビル【横浜市】 2017-12-29

基本計画から工事完成までの詳細を写真展示...

1月22日(火)から2月10日(日)まで、原宿駅竹下口から代々木寄りの皇室ホーム前の東京デザイン専門学校1号館のギャラリー・アミにて「ゆい展」が開催されます。

今回はJR鶴見駅前に昨年9月に竣工したidobataビル(RC造5階建・約200坪)の2014年11月から約4年におよぶ基本計画から工事完成までの詳細を写真で紹介しています。

同窓生も含む多くの人々が入れ替わり立ち替わり各工事に携わりながら1棟の建物を分離発注(コンストラクション・マネジメント=CM)方式にて作ってきました。

このCMによるメリットは各工種の工事会社(職人さんの会社など)を元請として発注できるので工事内容がダイレクトになり、工事費もかなり軽減され、品質も確保でき、何よりも責任の所在が明白になる点が挙げられます。

デメリットは各工事間の多面的な調整が大変です。が、弊社小杉と松本が中心(コンストラクションマネジャー)となって進行しました。

頑強なアースドリル杭(最大径1.8m×先端深さGL‐11.6m)や主要構造のほかアンボンドスラブや省エネ基準のパス、さらには屋上緑化を採用して条件をすべて満足しながら竣工しましたが、工事費は中堅の建設会社と比較してもかなり安く、坪単価でも考えられない金額で納まりました。

この建物は東西南北4面キャンティレバースラブ(片持ち構造床)を採用し、柱・梁から床を大きく外側へ持ち出しているのが構造的特徴で、特に1階南側貫通通路上部は全階アンボンドスラブ構造形式として奥の既存マンションへの消防車両や緊急車両などの通行を妨げなうように約3.5mほど床を飛行機の翼のように出して床を構成しています。(通路は幅約4m×高約4mの通路を確保しています)

それらが少しずつ出来上がって行く様をぜひご覧ください。

また、最終土曜日の午後3時30分からは「ゆいらぼ」総会を、5時30分からは場所を変えて「懇親会(原宿表参道・肉バル・飲み放題)」を開催いたしますので、「ゆいらぼ」会員ならびに卒業生や小杉の教え子のみなさん、ぜひお集まりください。

お待ちしております。

(総会ならびに懇親会の会場などの詳細は出席者に直接お知らせしますので小杉宛に個人メッセージにてご連絡ください)

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設備配管類の敷設

6月に入り5階の住居部分の工事が急ピッチで進んでいます。

排水管はすでにフリーフロアの下に配管され、フロアの上には配管指定位置の通りに水道給水管やガス管がセットされます。

内部の柱や壁の下地は軽量鉄骨(LGSでLight Gauge Steel)で溶接されて床スラブと天井スラブにアンカーされて部屋の区画が出来上がってきました。

また、天井スラブ下には換気空調関連のダクト類が防露処理の断熱材が巻かれた状態で配管セットされはじめました。

排水管はすでにフリーフロアの下に配管され、フロアの上には配管指定位置の通りに水道給水管やガス管がセットされます。

排水管はすでにフリーフロアの下に配管され、フロアの上には配管指定位置の通りに水道給水管やガス管がセットされます。

内部の柱や壁の下地は軽量鉄骨(LGSでLight Gauge Steel)で溶接されて床スラブと天井スラブにアンカーされて部屋の区画が出来上がってきました。

内部の柱や壁の下地は軽量鉄骨(LGSでLight Gauge Steel)で溶接されて床スラブと天井スラブにアンカーされて部屋の区画が出来上がってきました。

天井スラブ下には換気空調関連のダクト類が防露処理の断熱材が巻かれた状態で配管セットされはじめました。

天井スラブ下には換気空調関連のダクト類が防露処理の断熱材が巻かれた状態で配管セットされはじめました。

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約2週間でエレベーター設置完了...

エレベーター設置完了

エレベーター設置完了

5階断熱工事完了、ダクト工事完了

5階断熱工事完了、ダクト工事完了

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各職の方々と上棟祝い&無事完成を誓う...

上棟式には多くの職種の方々がお祝いに駆けつけてくださいました

上棟式には多くの職種の方々がお祝いに駆けつけてくださいました

3階の内観

3階の内観

1階はコンパクトながら天井高は約4m

1階はコンパクトながら天井高は約4m

道路側サッシ取付完了

道路側サッシ取付完了

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焼き杉板の浮造り化粧型枠のコンクリート打ち放し仕上...

焼杉板の浮造りを型枠に使う

焼杉板の浮造りを型枠に使う

コンクリート打ち放し仕上でもかなり難しい技術だを

コンクリート打ち放し仕上でもかなり難しい技術だを

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コンクリート打放し仕上げ面の出来映え=密実性の確認...

打ち放し仕上げ面は予定通り、艶艶のツッヤッヤ!!

打ち放し仕上げ面は予定通り、艶艶のツッヤッヤ!!

脱枠(脱型枠)してコンクリート打ち放し仕上げ面を確認する。なかなか良い出来

脱枠(脱型枠)してコンクリート打ち放し仕上げ面を確認する。なかなか良い出来

コンクリート打設後に墨出しを実施完了

コンクリート打設後に墨出しを実施完了

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2階立上りの打ち放しコンクリートの打設を指示する...

コンクリート打設前に型枠内の一斉清掃を職人さんに指示し、結束線のくずやごみを除去して散水する

コンクリート打設前に型枠内の一斉清掃を職人さんに指示し、結束線のくずやごみを除去して散水する

片持ちバルコニーはまずスラブを打設する

片持ちバルコニーはまずスラブを打設する

3.5mの片持ちスラブの打設では打放し面へのバイブ掛けは入念に行う

3.5mの片持ちスラブの打設では打放し面へのバイブ掛けは入念に行う

打設完了しこの後に金コテ押さえを行う。(本日はコンクリート約90立米を打設)

打設完了しこの後に金コテ押さえを行う。(本日はコンクリート約90立米を打設)

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配筋検査指摘事項を再検査

梁貫通スリーブの補強に手間取っている中、型枠の最終建て込みや耐震スリットの差込みの作業が行われている

梁貫通スリーブの補強に手間取っている中、型枠の最終建て込みや耐震スリットの差込みの作業が行われている

配筋検査で主筋と配力筋が上下逆になっていたので組み直しを指示した

配筋検査で主筋と配力筋が上下逆になっていたので組み直しを指示した

周囲型枠が固まっている中であっても配筋の組み直しは手間だが、間違いを是正させる

周囲型枠が固まっている中であっても配筋の組み直しは手間だが、間違いを是正させる

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屋上防水工事の確認

内装工事に入る前には当然のことながら外部からの雨水の浸入を阻止する必要があります。

これはどのような工事でも必須なことで防水工事が完了していない中で内部の工事をすれば降雨時に室内はビショビショになりますし、濡れた材料の処置にかかる労力は桁違いに大変です。

ですので、防水工事の準備は入念に行って、おおむね2週間程度の期間放置して漏水がないことを確認した上で内部の工事に着手することになります。

防水工事の場合、下地となる屋上スラブのコンクリート面の平滑化やコンクリート面と防水剤との密着を良くするための密着剤(プライマー:画像黒色塗膜)を先行工事をし、そのプライマーの上に防水剤を重ねていきます。

このプライマーを塗布した時点で防水の効果は発揮されはじめます。

今回は屋上断熱(防水の上にスタイロフォーム厚100mmを敷設した上に軽量押さえコンクリートを打設厚水下100mmする)で設計しているので改質アスファルトシート防水 トーチ工法 ポリマリット防水ですのでポリマット25(厚2.5mm)とポリマットGL(厚2.0mm)が搬入され順次施工されていきます。

また、竣工時に屋上緑化を行う設計となっているのでその準備としての仕様も採用している。

 

防水工事の場合、下地となる屋上スラブのコンクリート面の平滑化やコンクリート面と防水剤との密着を良くするための密着剤(プライマー:画像黒色塗膜)を先行工事をし、そのプライマーの上に防水剤を重ねていきます。

防水工事の場合、下地となる屋上スラブのコンクリート面の平滑化やコンクリート面と防水剤との密着を良くするための密着剤(プライマー:画像黒色塗膜)を先行工事をし、そのプライマーの上に防水剤を重ねていきます。

改質アスファルトシート防水 トーチ工法 ポリマリット防水でのポリマット25を確認

改質アスファルトシート防水 トーチ工法 ポリマリット防水でのポリマット25を確認

改質アスファルトシート防水 トーチ工法 ポリマリット防水でのポリマットGLを確認

改質アスファルトシート防水 トーチ工法 ポリマリット防水でのポリマットGLを確認

改質アスファルトシート防水 トーチ工法 ポリマリット防水での密着プライマーとトーチ用ガスボンベを確認

改質アスファルトシート防水 トーチ工法 ポリマリット防水での密着プライマーとトーチ用ガスボンベを確認

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