3.5m擁壁段差を利用した地下車庫付木造2階建の隣はさらに3.5m擁壁付の隣地【柏市】

3.5mの擁壁の一部を解体して掘削を先行しながら平地を作り地盤補強杭を貫入します。さらに掘り進んで整地を行い重機を入れて山留杭打設してさらに掘削して道路レベル-50cmの杭頭を露出して掘削を完了します

この「高さ3.5m擁壁上の家」は一般の人ならスルーしてしまう特殊な地形の土地の購入相談からスタートしました。

落差7mの階段道路(公道)の踊り場が敷地上面の高さで、上の道路からも下の道路からも約3.5mの高さがあります。

背部には敷地端から3.5mの擁壁が立ち上がり、その擁壁の上に隣家が建っており、かなり工事が難しそうな土地でしたがこれまでの経験を生かして取り組めば快適な建物ができるので設計をお引き受けしました。

前述の通り、初期からご相談を受けできたので的確な設計をしながら、キャリア付きワンボックス車2台分の地下ガレージ、隣接して自転車と大型バイク2台のガレージ、階段室を経由して地下と1階との間に横入りの大型収納を確保することができました。

また、地上部はこれら地下室郡の上に木造2階建をプランしていますが、大型の2階吹抜けは将来的に家族構成が変わった時に部屋にできるようにしてあります。

お客様自らが部分セルフビルドで自宅を造りたいというご希望もあり、ストーブやキッチンなどにもお客様の思い入れが入ります。

お客様はこの土地を安価で購入できたため、余剰したお金を建物工事費に回すことができて思いが叶っていきます。

法律で階の高さが3.5mを超える建物は構造形式がRCラーメン構造でなければならないので構造体を工夫しています。

~Before~

3.5m高のコンクリート擁壁付の土地の左側には鉄骨造の人工地盤の車庫スペースがあり、その敷地のさらに上には3.5m擁壁付の隣地があります

3.5m高のコンクリート擁壁付の左側には鉄骨造の人工地盤で車庫スペース。
その敷地のさらに上には3.5m擁壁付の隣地があります。
敷地右側にはその隣地から上に続く階段状の道路(公道)があります。

3.5m高のコンクリート擁壁付の土地の左側には鉄骨造の人工地盤の車庫スペースがあり、その敷地のさらに上には3.5m擁壁付の隣地があります

3.5m高のコンクリート擁壁付の左側には鉄骨造の人工地盤で車庫スペース。
その敷地のさらに上には3.5m擁壁付の隣地があります。
敷地右側にはその隣地から上に続く階段状の道路(公道)があります。

~Basement~

3.5mの擁壁の一部を解体して掘り進んでいき重機を敷地の中に入れて山留を行いさらに掘削していく

~After~


残す擁壁は残す! 取り去る擁壁は取り去る! 改造すべきところは改造する!

残す擁壁は残す! 取り去る擁壁は取り去る! 改造すべきところは改造する!

擁壁の上にアメリカンスタイルの家を載せた、サーフィンやアウトドアを子供と一緒に楽しむ住まい

擁壁の上にアメリカンスタイルの家を載せた、サーフィンやアウトドアを子供と一緒に楽しむ住まい

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