設計NOW

大型地下室を親と子の別棟共有の基礎として地下で結ぶツインタワー形式二世帯住宅【横浜市】 2019-4-5

建替地の親世帯と運良く買えた隣地の子世帯を両敷地目一杯の地下室でつなぐ二世帯住宅...

「ツインタワー形式」二世帯住宅は親棟と子棟の共通の基礎=大型地下室で親世帯用の玄関・ホール、親子所有の車4台大型車庫、書斎、ホームシアターを廊下とギャラリーと階段を地下で結び、外部からお客様も出入り可能なようにドライエリアも設置。それら地下室屋根をテラスとして「孫の顔が見える、付かず離れずの距離感」を演出しています。

約2.4mほどの段状地に建つ既存建物の建て替えです。この建物の奥の土地が売りに出たのを機会に親子二世帯の住宅ができないかというご相談からスタートしました。

約2.4mほどの段状地に建つ既存建物の建て替えです。この建物の奥の土地が売りに出たのを機会に親子二世帯の住宅ができないかというご相談からスタートしました。

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段状地は道路側から掘り進めば敷地いっぱいに巨大地下室ができる...

敷地の広さは変えられませんが法律(建築基準法)の知識があれば土地の高さはある程度まで自由に変えられるのですがご存知ですか?

ですので、住宅地下室の床面積の緩和は住宅の床面積を広げたい人にとってはとてもありがたい法律なのです。

その法律を上手に使うことで地下室はいろいろな用途に使うことができます。

写真の手前は26畳の地下ホームシアターです。

左側の四角穴が開いた部分がドライエリアでその右手がギャラリーです。

その奥が書斎とトイレ、エレベーターピットです。

一段高くなった部分は道路レベルと揃えていますが、右側がインナーガレージ(4台分)、左側が玄関になります。

すべてが地下室になります。

また、敷地いっぱいにいろいろな部屋ができるわけです。

写真の周囲の白いシートが掛かった部分は隣地地盤高になりますから完全地下になります。

段状地に巨大地下室をつくるには道路側から掘り進むので敷地いっぱいに地下室をつくることができます

段状地に巨大地下室をつくるには道路側から掘り進むので敷地いっぱいに地下室をつくることができます

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