<はじめに: この回答はご相談のあった2003年1月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております、ご了承ください。
尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>
現在お住まいの土地に建て替えを計画されているのでしょうか?
ご相談の内容では「軟弱地盤」とのことですが
そちらの土地を「軟弱」と判断したのはどなたでしょうか?
もしやその判断者はハウスメーカーではありませんか?
この「軟弱」をどなたが何を根拠に判断したのかはとても大事なことです。
「支払う必要のない工事費を支払う」可能性は多分にあります。
根本的なことですがハウスメーカーの行う地盤調査は
専門の地盤調査会社の結論であってもあまり信用できないものが多いので
鵜呑みにすることは禁物です。
何を根拠にどこの部分を計測してそのような答えが出てきたのか?
この部分がとても大事です。
一般的に行われている「SW式サウンディング試験」はその結果が
かなりアバウトです。
先日もハウスメーカーで調査した結果を拝見しましたがデータがばらばらで
本格調査をした結果とはまるで異なっておりました。
地盤調査会社はともすると「自己営業」の一助として
「軟弱」と言っては地盤改良を奨めて営業に結び付けているところが多々あります。
ご注意ください。
地盤改良に関してもどこまで地盤改良をすべきか?
どのような地盤改良をして建物の荷重を負担しようというのか?
そもそも地盤改良は必要なのか?
このあたりまできちんと考えて的確な選択、設計をしませんと
無駄に工事費が出るだけで効果的とはいえません。
「対費用効果」などいろいろな部分で専門的な判断が必要であり
一般の方にこれをするには難しい状況もあり
施主の立場に立ってアドバイスができる建築設計の専門家の出番が必要です。
「地下室」とはすなわち「基礎」そのものです。
基礎の底面が地上から3m下がった位置にある場合
3m下のその部分に軟弱地盤があるかどうかが重要となります。
今回のご相談では「地下室」には疎い方々が論議を重ねているようですが
きちんとした「地下室について」をお教えしますので
ご連絡ください。
地下室の工事費などにつきましてはhttp://www.vankraft.co.jp/basement/price.html
をご覧ください。
該当がない場合は直接お問い合わせください。
また、同様のご相談はこれまでに多く回答しております。
ぜひ過去の相談メールも検索していただきますようお願いいたします。
http://www.vankraft.co.jp/soudan/index.html
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