質問
某大手ハウスメーカーで自宅を建替えしております。
外壁工事についてはサイディングに多数の傷があり張り替えを要求しました。
電気工事については照明の位置が図面と違っており、付け替えを要求したところ、それはできないと断られましたが、絶対納得できないと交渉した結果、やり直してもらうことになりました。
フローリングについては大小さまざまな傷が無数にあり、特にひどい部分は張り替えしてもらうことになりました。
2階の廊下の一部分と洗面所が設計ミスで天井が低くなりました。
幅木や窓枠の部分に傷が多くかなりの部分を交換することになりました。
クロスにも傷が多く、かなりの部分を張り替えすることになりました。
サッシにも傷が多く、修繕を依頼しました。
洗面所が注文の物と違ったため交換を要求しました。
職人の質が非常に悪く、窓を開けっ放しにして帰ったり、建替え中の家のトイレを使っており、これには妻も
激怒し、便器の交換とカーペットの張り替えを要求した所、メーカー側も非を認め当方の要求を飲みました。
下請けの工事業者のレベルがあまりにも低く、同じ業者に任せることができずハウスメーカーも業者をすべて
入れ替えてサイディング工事及び内装工事をやり直すことになりました。
ハウスメーカーも工事の不都合を一方的に認め、工期の延長に対し、仮住まいの家賃、コンテナ代、遅延損害
金の支払いを先方より申し出てきましたが、どの程度の支払いを要求することができるのでしょうか。
解体は9月20日、着工は10月5日でした。
ハウスメーカーとの約束では99年中の引き渡しの予定でした。
契約書では遅延損害金は1日当たり契約金額(3450万円)の2000分の1となっており、着工より120日以上となっていました。
家賃とコンテナ代で月10万円ほどです。
ハウスメーカーの営業担当の方にも当方の要求が無茶な物かどうか、確認するために他の家を数軒見学させてもらいましたが、当方の家の出来はまったく問題にならない低レベルのものだということを認めました。
回答
>ハウスメーカーも工事の不都合を一方的に認め、工期の延長に対し、
>仮住まいの家賃、コンテナ代、遅延損害金の支払いを
>先方より申し出てきましたが、
>どの程度の支払いを要求することができるのでしょうか、
実費として出費した金額は請求してかまわないと思います。
また、遅延損害金は契約書の内容によります。
精神的な苦痛などにつきましても請求してよろしいかと思います。
ただ、請求しても相手が支払わないケースもありますのでキチンと覚書を締結してください。
営業マンのものではなくハウスメーカーの支店長などのものが適切です。
あなたの代理人として弁護士などにキチンと立ち会っていただければキチンとした記録が残ると思います。
また、現状建物の欠陥の写真などは記録に残しておく必要があります。
以上となりますが、ご不明点や解決がみられないなど何かお困りごとがございましたら引き続きご相談ください。
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