質問
神棚が古くて大きいので、小型で新しいものに変えたいのですが、
古い神棚や仏壇は町のクリーンセンターには排出不可と言われました。
どこへ(どういう業者へ)依頼すれば良いのでしょう?
また、処分料金はひどく高いのでしょうか?
回答
<はじめに: この回答はご相談のあった1999年8月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
一般的には神仏に係わるものは「平易に扱うことは禁物」です。
神棚は最寄の神社へ、お仏壇は信仰されているお寺さんの扱いになります。
神様のものは神社へ、仏様のものはお寺に返します。
なぜ「返す」と言うのかは神社やお寺にお尋ねください。
神社の場合は
毎年新年に昨年1年間の神物(お札やお守り)などを
奉納する儀式があります。
その折に「神棚」も一緒に奉納します。
奉納の場所は新年の場合は通年の奉納場所より大きくなります。
奉納された「神物(お札やお守り)など」は祝詞の中で燃やされます。
金額的なものは不要でしょう。
神棚は「社(やしろ)」です。中に祭る「お札(ふだ)」が重要です。
神棚を新しくすれば中の「お札」も
最寄の神社からいただくことになります。
新規購入のお札等は有料になります。
また、お仏壇は宗派にもよりますが
お仏壇屋さんが廃棄してくださるようです。
お寺さんにご相談いただけば
お仏壇屋さんもご紹介くださいます。
新規購入のお仏壇があるようであれば、
古い仏壇は引き取ってくださいます。
ただし、こちらもお坊さんを呼んでの儀式が必要だと思います。
儀式費用や廃棄処分代金はお仏壇店にお尋ねください。
一般的にはこれら神仏に係わるものは焼却処分になりますが
処分する側がそれらを嫌がります。
公的な職員がこの焼却処分に立ち会って
精神的に処分の怨念を背負うことになりそうなことは
誰もやりたがらないと思います。
やはり、神様や仏様に対面している方々(神主や坊さん)に
「除霊」をかねてご相談することが望ましいと思います。