回答

＜はじめに：　この回答はご相談のあった１９９９年５月に
　　　　　　　すでにご相談者あて回答したものですが、
　　　　　　　当相談コーナーのシステム改善の都合上、
　　　　　　　再度編集して掲示しております。ご了承ください。＞

現在お住まいの建物下に地下室を作ることはできません。
したがって、庭先に造ることになります。

概算工事費用から先に申し上げますが
規模が小さいので必然的に割高です。

１２．０畳程度
現場築造型耐震地下室
お見積り書
地階呼称床面積： １９．４m2５．９坪
地下室直接建築工事費 ￥３，９９７，８２６直接坪単価
￥６７９，８３３ ／坪
地下室総合建築工事費 ￥５，００８，１０９総合坪単価
￥８５１，６３２ ／坪
別途設計料 ￥６００，９７３ 消費税は別途です
設計料含む総合計 ￥５，６０９，０８２

地上に露出する地下の部分 ３０ cm
コンクリート壁厚 ２４ cm
天井高 ２．７ ｍ

工事内訳

間接工事
仮囲い 敷き鉄板・８枚 敷き鉄板運搬・敷き込み
材料試験費 現場工事写真 地質地盤調査
ガードマン 設計料（施工指導料は別途）

直接工事
防湿フィルム 内部型枠（壁・天井） 躯体圧送ポンプ車
割栗 地下周壁コンクリート 躯体圧送投入セメント
捨てコン（ＦＣ１５） 地下周壁鉄筋 防水剤混和
捨てコン圧送ポンプ車 地階内部躯体ＲＣ壁 投入費
捨てコン圧送投入セメント 地下内部ＲＣ壁鉄筋
スタイロフォーム打込
１階ＳＬコンクリート（ＦＣ２１） 地下内部ＲＣ壁型枠
外部型枠・矢板（止枠共）
１階ＳＬ鉄筋 親杭（H-１５０X１５０）重量 外部型枠・矢板取付工
基礎底盤コンクリート（ＦＣ２１） 親杭頭つなぎ重量
外部型枠セパ溶接
基礎底盤鉄筋 運搬費４ｔ車 鉄筋加工、運搬取付
根伐 親杭打込（オーガー併用） 圧接（切断共）
残土処分（小型） 親杭建込根固め工賃
床付工 親杭余長カット（処分共） 諸経費

積算条件：
１．接道道路：良好 ６．各種付帯設備：別途
２．敷地勾配：平坦地 ７．ドライエリア面積：含む
３．建設機械運用余地：要 ８．地下水位：なし
４．内部階段・建具：別途 ９．木造基礎：別途
５．上部荷重：木造２階建 １０．内外装仕上：別途

これに
床貼り工事費＝４０万円程度
電気設備費＝２０万円程度
空調換気設備費＝２０万円程度
が加わりますので

おおむね地下工事総額で６６０万円（税別）ほどでしょう。

ちなみに参考としてですが
倍の２４畳とした場合の価格は・・・
７．２ｍｘ５．４ｍの地下室を考えたとして、

２４．０  畳程度     現場築造型  耐震地下室
お見積り書
地階呼称床面積： ３８．９  ｍ２   １１．８  坪
地下室直接建築工事費 ￥５，７００，５７９  直接坪単価  
￥４８４，６９４ ／坪
地下室総合建築工事費 ￥６，８８１，１３７  総合坪単価  
￥５８５，０７１ ／坪
別途設計料 ￥８２５，７３６    消費税は別途です
設計料含む総合計 ￥７，７０６，８７３

地上に露出する地下の部分 ３０ cm
コンクリート壁厚 ２４ cm
天井高 ２．７ ｍ

これに
床貼り工事費＝６０万円程度
電気設備費＝４０万円程度
空調換気設備費＝２０万円程度
が加わりますので

おおむね地下工事総額で８９０万円（税別）ほどでしょう。
差額の２３０万円でもう一つ１２畳がもてます・・・

地下工事は大きければそれなりのスケールメリットが出ます。
極端に面積が２倍になるからと言って
価格は２倍にはならないところが低価格地下室の大型化提唱の所以です。

と言うわけで
純粋に建築費を算出すればこういう結果になります。
これは建物の地下部分を想定していますので
接続部分との取り合いや階段を新規に設定しなければなりませんので
もう少しかかってしまうと思います。

よろしければ、土地と建物の関係が図面（一式）になったものがあれば
そのコピーをＦＡＸまたはご郵送ください。
プランできるかどうかを判断させて頂きます。
また、どんな用途をお考えかもお知らせください。