回答

弊社ではこれまでに兵庫県では芦屋市で地下室付住宅を完成させた実績がございますので、弊社でよろしければ以下の方法で工事可能となりますのでご検討ください。

現段階では、弊社は専業の建築設計事務所でして、建設業許可を受けておりませんので（特殊な場合を除き）工事を請け負うことはできません。

が、地下室のみの設計をし、懇意にしている工事会社さんに工事を依頼することは可能です。

このときの契約形態は、お客様と弊社とは設計監理契約により設計を先行して進め、その設計で確認申請や詳細図面を作成して工事会社さんに工事見積りをしていただき、工事見積内容を吟味・確認した上でお客様と工事会社さんとで工事請負契約を締結、同時に工事請負契約書に工事監理者として弊社も調印します。

一般的に、お客様は工事に関する専門知識を持たないため、弊社がお客様に代わって工事内容が設計図通りに正確に行われているかをチェックし、不足している場合は改善是正を工事会社に要求して完成へ導きます。

つまり、弊社は建築設計事務所ですので、弊社の設計により工事会社さんが地上部分や地下室部分の工事は行うことになりますから、今回ご希望の地上部分はハウスメーカーさんが行い、地下部分の工事はこちらの工事会社さんが行うことは可能です。

ただし、ハウスメーカーさんからは地上建物の情報（設計図）を供出いただけませんと設計ができませんので事前にご了解が必要です。

◎ハウスメーカーさんが建てる地下室付住宅の設計区分と工事区分

1.設計担当としては

地上建物など地上部分の設計監理：ハウスメーカーさんの設計者さんなど

地下室、地下車庫、擁壁など地下部分の設計監理：弊社

2.工事担当としては

地上建物など地上部分の工事：ハウスメーカーさんなど

地下室、地下車庫、擁壁など地下部分の工事：弊社紹介の工事会社さん

地下室、地下車庫、擁壁など地下部分の工事監理：弊社

となります。

ただし、住宅などを建築するには建築確認申請が必須です。
特に、地下付住宅は通常の木造住宅（2階建以下）の確認申請とは異なり構造審査がありますので構造関係書類の添付は必須となります。
また、この申請には自ずとハウスメーカーさんの設計者さんと弊社とで最低でも2者以上が関わることになります。
よって、地上建物が載る地階・基礎の構造計算が重要なファクターとなりますので、確認申請手続きは弊社が主導となって進めさせていただくことになります。

この内容でハウスメーカーさんがご了解くださいましたら問題ございません。

設計に関する責任範囲を明確にする必要がありますので、ハウスメーカーさんなどとの事前のご相談は必須となります。

よろしくお願いいたします。

なお、お尋ねの件に関しましては

Ｑ1．御社に地下室のみの工事をお願いすることは可能ですか？

Ａ1．可能です。工事関しましては前記しました。

Ｑ2．見積りを御社にお願いする場合情報として何が必要ですか？

Ａ2．工事見積りに必要な情報は設計図全般になります。
特に、敷地図、配置図、平面図、立面図、断面図、仕様書などのほか地盤強度資料が必要です。

以上となりますが、ご不明点や解決がみられないなど何かお困りごとがございましたら引き続きご相談ください。

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アドバイザー：小杉卓（一級建築士）

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