質問
音楽や読書が心置きなく出来る環境が欲しいが一般家屋構造では難しいかと考えます。
(重要な蔵書も1000冊以上あります。)
現在土地を探していますがピアノやシンセサイザー、エクササイズ等自由に出来る多目的スペースとして
地下室の可能性を調べたいのですがどのようにすればよいですか?
回答
土地探しから家づくりをご検討なさっているとのことですが、購入候補地が見つかりましたらぜひ購入前にお声掛けください。
ご希望に副った建物が建築できる土地かどうかを早急にチェックさせていただきます。
特に、地下室付のお住まいをご計画の場合は斜面地やひな壇状地(擁壁がある段状地)はかえって好都合という場合が多くあります。
あまり購入者が見向きもしないような変形地なども土地の弱点をメリットとして設計で克服しやすいのでご遠慮なくお知らせください。
また、地盤が弱い土地やある程度の地下水位が浅い土地なども多くありますが、どのような土地であれ候補地が見つかりましたらこちらのアドレスにお知らせください。
さて、地下室の利用目的についてはいろいろとご希望があるようですが、地下室は演奏やリスニング目的での音響関係でも残響音をはじめ防音や遮音をコントロールできるのでとても良い性能を発揮してくれます。
また、ジムやフィットネスなどの室内トレーニングやゴルフスイング練習、レッスンなどにも防振や防音などをはじめ室温が空調エアコンなしでもおおむね15℃~20℃と空調環境をコントロールしやすいので最適です。
そうした意味では「多目的スペース」としてどのような目的にも対応できます。
今回のご相談の中には「蔵書が大量にある」とのことですが、書籍は湿気を吸いやすいのですが、湿度コントロールと通風(乾燥空気の流れ)がきちんと考えて維持できていればジメジメ感はありませんしカビなども生じません。
これまでも多くの書籍を棚にセットして地下室に図書コーナーや図書室を作られているお客様もいらっしゃいます。
いろいろな対策を講じればとても住みやすい快適な環境の地下室となれますのでご安心ください。
以上となりますが、ご不明点や解決がみられないなど何かお困りごとがございましたら引き続きご相談ください。
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