質問
会社員です。
社宅が手狭になってきたのと住環境に満足できないため
住宅を初めて取得しようと思っていますが
思うところあってマンションや建て売り
住宅メーカーの製品ではなく土地を探して買って
建築士に設計してもらって建てたいと思っています。
その際資金繰りや契約、施工完了まで一般の建て売り購入
と異なる点や注意すべき点としてどのような事があるでしょうか?
よろしくお願いします。
回答
<はじめに: この回答はご相談のあった1998年8月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
こんにちは ?Hさん メールありがとうございます。
早速ながら建築士による設計でご自宅を建てたい旨了解しました。
なぜこのように思われたのでしょうか。
建築士に相談されることはなかなか勇気がいることなのです・・・。
でも?Hさんにとってはそれが最良の選択です。
ぜひ応援して差し上げたいと思います。
さて、まずどのくらいの間取りをご希望なのかをまとめてください。
たとえば新聞のチラシなどを参考にして頂くのが一般的です。
そこには土地情報と建物情報が載っていますから
そうした物件の中から理想形を見つけていくつかファイルしてください。
一応の目安ができると思います。
資金繰りの話はその後になります。
自己資金の調達はある程度見込めるのか
それとも全額ローンを組むのかそのあたりを計算しなければなりません。
設計事務所コースを選択されれば
契約は土地・設計・建築でそれぞれ別になりそれぞれに費用が発生します。
また、税金が土地と建物別々にかかりますので注意です。
不動産取得控除は受けられますので多少は減税されます。
ただし、結構目に見えないところにお金が必要ですから予備費も計算しなければなりません。
次に、建て売りと違うところは大きく言えば「支払回数」でしょうか。
土地や建て売りは一括ですが建築費は3回から5回程度が普通です。
いずれにしましても設計事務所が介入する場合はその設計事務所にご相談いただければ概ねいろいろなアドバイスが出てきます。
土地探しからアドバイスが出てくると思いますよ。
あまりお急ぎにならないことが「よい家づくり」の決め手です。
これが結構急ぎたくなるのでコツコツとやりましょう。