立川駅前の商業ビルのミッションは玄関・エントランスやアプローチを整形して美人にする!
既存のビルでは玄関・エントランスやアプローチ部分には自販機が無計画に設置され、POPが無秩序に貼られて雑然としていて間口も狭く感じるようになったオーナー様からのご注文いただきました。
これをどのように品格高く、かつどのように美しくするかはとても難問でした。
まずは既存建物の設計図面(平面図、構造図、設備図や電気図)を読み込んで、スッキリする要因を探します。
すると、昔は必須とされていた「電話コーナー」があり、幅約1m×奥行き約1.5mというスペースが2スペース背中合わせに縦に作られている点に着目。
このスペースは現在では携帯電話の普及によりほとんど無用の長物となっていますので解体候補と判断しました。
現地を確認し、平面図を精査し、構造図を精査し、設備図や電気図を精査して、何が撤去でき、何を付加するかを判断しての改良を決めていきます。
このように構造的に設備的にどの部分をどのように変えてよいのか、どのように変えられるのかの見極めが大事です。
before
after