屋上防水工事の確認

内装工事に入る前には当然のことながら外部からの雨水の浸入を阻止する必要があります。

これはどのような工事でも必須なことで防水工事が完了していない中で内部の工事をすれば降雨時に室内はビショビショになりますし、濡れた材料の処置にかかる労力は桁違いに大変です。

ですので、防水工事の準備は入念に行って、おおむね2週間程度の期間放置して漏水がないことを確認した上で内部の工事に着手することになります。

防水工事の場合、下地となる屋上スラブのコンクリート面の平滑化やコンクリート面と防水剤との密着を良くするための密着剤(プライマー:画像黒色塗膜)を先行工事をし、そのプライマーの上に防水剤を重ねていきます。

このプライマーを塗布した時点で防水の効果は発揮されはじめます。

今回は屋上断熱(防水の上にスタイロフォーム厚100mmを敷設した上に軽量押さえコンクリートを打設厚水下100mmする)で設計しているので改質アスファルトシート防水 トーチ工法 ポリマリット防水ですのでポリマット25(厚2.5mm)とポリマットGL(厚2.0mm)が搬入され順次施工されていきます。

また、竣工時に屋上緑化を行う設計となっているのでその準備としての仕様も採用している。

 

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