アルミサイディング・屋根・外壁のリフォーム

<はじめに: この回答はご相談のあった1999年8月に
       すでにご相談者あて回答したものですが、
       当相談コーナーのシステム改善の都合上、
       再度編集して掲示しております。ご了承ください。>

最近この種(アルミ外壁への高額リフォーム)の営業が横行しています。ご注意ください。

外壁をアルミサイディングに変更したいと言う意味での
費用と施工内容の選択についてのご相談ですが
築18年の建物に「アルミサイディング」は必要でしょうか。

以前にも同じようなご質問が数件来て回答を致しました。
470万円と言う金額は国産の高級仕様車が買える金額です。
もう少し慎重に行きましょう。

施工内容は、屋根は軽量鋼板瓦、外壁はアルミサイディングです。
これによって雨漏りが改善するということでしょうか?
また、サイディングで外壁を覆い隠してしまえるということでしょうか?
床のきしみ、へこみは紺会いようとは別だと思いますが
この金額も含まれているのでしょうか?

いずれにしろ「商談中」とか?

あまりに営業色が強すぎます。
あなたは営業マンの口車に乗せられているだけです。
急がなければならないのは工事なのか?
営業マンへの返答なのか?
急がねばならない理由は
「今なら・・・お徳です。キャンペーン中です」のセールストーク
にあなたが「これは徳かもしれない」と考えたからでしょう。

おそらく「●●製鋼の屋根材と壁材のキャンペーンで
そちらの地区を回っているセールスマン」では?
もう一度「相談コーナー」の回答集をご覧ください。
皆さん「キャンペーン・セールス」への契約は中止されました。

どうしてもというのであれば
屋根材料を軽い「セメント質」の「コロニアル」に葺き替えて
外装を痛んだところからキチンと修復し塗装をします。

費用は
屋根のやり替えが
下地の補強30万円、屋根材吹き替え30万円、
既存撤去処分20万円というところでしょう。

外装は
外部足場が30万円、塗装が40万円でしょう。

内部の床の調整は10万円はかからないと思います。

締めて160万円程度で今後20年は耐久します。
もし仮に20年後にもう一度点検をかねて
外装や屋根をやり替えたにしても
320万円の出費で済みますね。

ちなみに外装は10年に1度お化粧をし直したとても
70万円プラスです。
10年を長いと見るか短いと見るかにもよりますが
今から10年後に向けて「ペンキ貯金」を月々5千円づつされたとすれば
60万円の「ペンキ貯金」にはなるわけです。

また、外装の痛んだところも目視して確認ができますので
維持管理もし易いのです。
金属屋根や外装は50年は耐久するかも知れませんが
点検もできなくなり、いずれは「後悔」すると思います。
果たして本体が18年経過している建物にそれは必要でしょうか?

もう少し冷静に判断しませんか。
なお、お名前のフリガナは判りましたが
できましたらイニシャルではなく、お名前を頂戴致したく存じます。

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