<はじめに: この回答はご相談のあった1999年7月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
>1、このような工法の住宅は日本の気候にあっているのか。
> (カナダでは一般的な住宅だと言われた)
日本に導入された歴史は30年ほどでしょうから
これらの結果をどのように申し上げればよいのでしょう。
30年の歴史で「住宅を語る」のと
過去からの歴史をもって「住宅を語る」のとは
同じ土俵になれない気がします。
残念ながら
わたしはこれら2x6の30年の結果を持っておりません。
そちらの施工会社はどのくらいの歴史を勉強されているのでしょうか?
>2、最近、大雨による地下室の被害があったが
> 住宅に地下室を作るときの具体的な水害対策があるか。
あの報道での建物は根本的な部分で考察がなされていません。
つまり、「水害が発生するところに地下室」をつくればこうなるのは当たり前です。誰だってわかることでしょう。
どんなに地下室を望まれても、その土地が過去に大雨で水が集まる場所ならば
基本的に「地下室は造れません」と申し上げております。
この常識をこの事件のかたは怠っていたと思われます。
(だれでも「くぼ地・低地」に地下室は造りませんでしょ)
>3、防音工事について。地上と地下ではどちらがコスト高になるのか。
どのような仕様にしたいのかによっても変わりますが
地上のほうがコスト高になると思います。
>4、多摩地区で御社が手がけている地下室付住宅を見学することは可能か。
お近くの椚田小学校の南側に「ペパーミントグリーンの家」がありますが
そちらが当HP上の「30畳地下室を持つ家」です。
約10年前に建築しました。
他にもございます。
地下室付住宅の見学は先方のご都合もあり
ある程度の条件をクリアしなければお連れすることができません。
(予算面等で実行可能なのかどうかなどいくつか確認をさせていただきます。)興味半分の方々が多いものですから、あしからずご了承ください。