＜はじめに： この回答はご相談のあった１９９９年７月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。＞
近隣関係のことは将来的なことへも緒を引きますから
慎重に行動してください。
駐車施設に関しましては「建築基準法」の扱いですので
川口市の建築指導課に相談します。
境界と建築物との離れの問題は「民法」になります。
こちらは弁護士が適切でしょう。
詳細がわかりませんのでこのメールの内容からでは
一概に回答がしにくい部分がありますが基本的には「違法性が濃厚」です。
お隣りのかたから何の連絡もない状態でいきなり建築が始まることで
こうした問題が生じます。
一般的には「挨拶」があって始まる工事も
それがなければ「唐突」すぎてだれもが困惑することになるのです。
役所に相談しても違法性がなければ取り締まることはできません。
所詮、近隣同士で解決していかねばならないものですから
話し合いを持たれることが重要なことになってきます。
排気ガスの件に関してもお隣には配慮しなければならない要因はあるものと思います。
いずれにしろ、相手が唐突だからといって
こちらも唐突に「役所や弁護士」に話を投げかけてしまうと
よりいっそう話がこじれやすいのはいうまでもありません。
極力穏便に済ませたい旨をお隣に告げて行動することになろうかと思います。
どこまでいっても「平行線」というケースの場合には
目隠し等でのこちら側の要望成就を最終的な
交渉目標にする必要はあるかもしれません。
どこかで「妥協」があって、「お互い様」という部分を持っておかないと
将来的な近隣関係を築いていくことは難しくなります。
