<はじめに: この回答はご相談のあった1998年12月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
KK さん こんにちは
メールありがとうございます。
>気密をしないである程度の断熱をするというのはどんなものでしょうか。
気密と断熱は一体でお考えください。
別々でもかまいませんが熱損失は低下します。
>予算的に厳しい場合のこの辺の処理はどおするのがベストなのでしょうか。
>またこんな場合の暖房は何がお勧めなのでしょうか
イニシャルコスト(先行投資型)と
ランニングコスト(運用投資型)の関係で
「どちらに重点を置くか?」をお考え頂くのがもっとも自然です。
知恵者は普通、前者をとります。
初期投資ができなければ、必然的に完成後の光熱費は高くなります。
暖房は「薪ストーブ(フランクリンストーブ)」などではいかがでしょうか?
わが家にもありますが、
大きな空間を暖めるには自然の炎は結構役に立ちますよ。
いづれにしても、気密断熱を怠れば、エネルギーロスは多大です。
既存部分も含めて断熱をお勧めします。
それから、
身内の方に建築をお願いする場合ですが、
身内といえども約束ごとは必ず「書面」に残しましょう。
後々までトラブルの原因が潜んでいます。
いままでにも、これらの話しは多く耳にします。
親戚縁者だからといって安心は禁物です。
はじめのうちは気軽に頼めたものが
完成近くなると工事期間や金銭的なところで
ギクシャクし出して、最終的にはトラブルがほとんどです。
言い出しにくいのが「身内」とお考えください。
「言った」「言わない」は書面に残すことしかありません。
以上です。この程度でよろしいでしょうか?
それでは、また・・・