＜はじめに： この回答はご相談のあった１９９８年８月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。＞
こんにちは ＴＹ さん メールありがとうございます。
こちらのご相談内容だけでは面積的なことや家族構成などが不明なので何とも回答しにくいのですが、「土地探しからプランを立てる業務」も行っております。
しかしながら、当社に入ってくる情報は既に不動産屋さんが広く情報として流してしまうものなので標準価格になってしまいます。逆に、格安の「掘出し物件」の場合はローカルな不動産情報なのであまり表面化されずに動きます。つまり地元の不動産屋さんがチラシなどの媒体を使わずに、口コミ情報だけで売買されてしまいます。こればかりはコツコツとご自分の足で歩かれて探し出すしかありません。そうすることでご自分の「定住の地」としてもっともふさわしい土地に出会えます。
予算的には限界があるわけですが、中古のマンションは築年数や管理状態などを確認・検証することが望ましいと思います。耐用年数上、建築本体と各種設備のライフサイクルが違うので、建築的な検証より設備的な検証を優先します。築年数１５年を経過するとそろそろ配管内部に錆びや水あかなどが付着し、管径を狭めしまいがちです。排水の流れやシャワーの出が悪いなどのチェックは入念に行います。
こうしたことから、「将来何かの機会に中古マンションを手放す時のこと」まで想像しておかれるとよろしいかと思います。戸建て住宅はマンションに比べて、修繕費などにおいてもリスクを共同分担できない分だけ自己負担しなければなりません。将来のために自己資本のストックも必要となります。
土地購入や住宅の新築には不動産取得等の税金がかかります。こうした税金まで考慮に入れて予算組みすることをお勧めします。
安いからといって、安易に「建売り住宅」の選択肢に走らないようにしましょう。
土地探しからご一緒できますのでご相談下さい。
