質問
いつも、参考にさせていただいています。
現在、自宅の新築にあたり、建設会社〇〇グループにて建築をお願いしたのですが、土台の干割れについて先生の判断をお聞きしたく書き込みをさせていただきました。
そこのモデルハウスは1部、内壁がなく床もガラス張りにし、基礎や土台を見せる様にしてあるのですが、その土台に干割れがおきていました。
程度としては、表面で5mm程度だと思いますが、数箇所あり、長さも長いもので100mmほどありました。
担当の方の話では、室内のエアコンをいつも作動させているため、異常に乾燥しているからとの説明を受けましたが、別の建築中の建物でも、わずかですが干割れがありました。
気になるようであれば、米ヒバの集成材(防腐処理なし)を1棟で10万円程の上乗せで交換できるとも言われているのですが、そこまでする必要がなければ、標準の仕様のままにしたいと思っています。
土台の干割れは、家の耐久性にあまり影響しないのでしょうか?
どのような材料を使うべきか教えてください。
参考までに、基礎はベタ基礎で基礎パッキンを使用、外壁はサイディング張りで通気工法、土台は、ラクヨ(防虫防蟻処理済)となっています。
宜しくお願いいたします。
回答
木材はその性質状含水していることで生命を存えています。
これ以外にも周囲空気が乾燥化すれば水分を発散して、周囲空気が湿潤化すれば水分を吸収します。
木材の特徴ですね。
ご指摘のように、周囲空気が乾燥した時に木材は水分を発散しますので、繊維中の水分が発散し収縮します。
このときに収縮亀裂が入ります。これが干割れです。
というわけでこれを嫌う必要はありません。
呼吸していると考えていただいてよろしいかと思います。
>どのような材料を使うべきか教えてください。
120mm角のヒノキかヒバをわたしは使っています。
集成材よりも芯持ち材の方が一般的です。
やはりどんな木材であれ干割れはします。
強度的には集成材も変わらないと思います。
集成材は比較的割れることは少ないのですが集成化するときの接着剤が難点ですね。
以上となりますが、ご不明点や解決がみられないなど何かお困りごとがございましたら引き続きご相談ください。
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