1月22日(火)から2月10日(日)まで、原宿駅竹下口から代々木寄りの皇室ホーム前の東京デザイン専門学校1号館のギャラリー・アミにて「ゆい展」が開催されます。
今回はJR鶴見駅前に昨年9月に竣工したidobataビル(RC造5階建・約200坪)の2014年11月から約4年におよぶ基本計画から工事完成までの詳細を写真で紹介しています。
同窓生も含む多くの人々が入れ替わり立ち替わり各工事に携わりながら1棟の建物を分離発注(コンストラクション・マネジメント=CM)方式にて作ってきました。
このCMによるメリットは各工種の工事会社(職人さんの会社など)を元請として発注できるので工事内容がダイレクトになり、工事費もかなり軽減され、品質も確保でき、何よりも責任の所在が明白になる点が挙げられます。
デメリットは各工事間の多面的な調整が大変です。が、弊社小杉と松本が中心(コンストラクションマネジャー)となって進行しました。
頑強なアースドリル杭(最大径1.8m×先端深さGL‐11.6m)や主要構造のほかアンボンドスラブや省エネ基準のパス、さらには屋上緑化を採用して条件をすべて満足しながら竣工しましたが、工事費は中堅の建設会社と比較してもかなり安く、坪単価でも考えられない金額で納まりました。
この建物は東西南北4面キャンティレバースラブ(片持ち構造床)を採用し、柱・梁から床を大きく外側へ持ち出しているのが構造的特徴で、特に1階南側貫通通路上部は全階アンボンドスラブ構造形式として奥の既存マンションへの消防車両や緊急車両などの通行を妨げなうように約3.5mほど床を飛行機の翼のように出して床を構成しています。(通路は幅約4m×高約4mの通路を確保しています)
それらが少しずつ出来上がって行く様をぜひご覧ください。
また、最終土曜日の午後3時30分からは「ゆいらぼ」総会を、5時30分からは場所を変えて「懇親会(原宿表参道・肉バル・飲み放題)」を開催いたしますので、「ゆいらぼ」会員ならびに卒業生や小杉の教え子のみなさん、ぜひお集まりください。
お待ちしております。
(総会ならびに懇親会の会場などの詳細は出席者に直接お知らせしますので小杉宛に個人メッセージにてご連絡ください)