いろいろと不都合は付きまとうものとある意味諦めてはいるものの、OSによってこれほど「購入失敗」を考えさせられるものはない。
やはり、何かと「vistaプリインストール版」は都合が悪い。
windows7がこの10月に出るとわかっているのだから、このOSのアプリが市場にある程度定着するまではXPプリインストールPCのままがよい。
よって、新規購入のPCは機器の性能こそインテルセントリノ2でありたいが、OSはあくまでもXPで十分である。
つまり、vista対応のソフトの開発が遅々として進まなかった背景を背負わねばならないことはこれほどまでに作業能率やアプリ・ソフト資産の価値を引き下げるからである。
XPのサポート完了が2014年(あと5年)となり、かつwindows7の今秋発売告知を受けたパソコンソフト開発業界はこれまでのvista対応のソフト開発をwindows7対応のソフト開発に切り替えた(に違いない)。
言い換えれば、windows7対応アプリの定着にはアプリのバージョンアップを含めおおむね1年以上(フリーソフトが練れるまでには2年以上)は必要で、それまで(2011年から2012年くらい)のOSはVistaではなく、これまでのXPがやはり主流を占めると踏んだからである。
この裏づけとして、最近の巷には『XPへのダウングレード』PCが多く出回るようになっている。
これは大きなマイナス変革であり、vista版では売れぬと諦めた業界の結果の表出である。
つまり、賢い販売サイドはvistaプリインストールPCは単なる過渡期(XPからvistaへではなく、いきなりwindows7へ)のマシンと捕らえ、これに起因して、大量在庫を抱えたプリインストールPCの在庫整理にかかっている。
Vista搭載のPCはどんどん値が下がる傾向にあるが、実はこれが落とし穴だった。
気づいた時はすでに遅く、手持ちのソフトはこれまでXP主体で動いてきたのにVista対応に場バージョンアップできない。新規にアップグレード版を購入する必要があるが、買換えの時期を考えれば現時点ではwindows7が先に見えているのでVista対応鈑よりはwindows7対応版までアップグレードを先延ばし(待つ)するのが道理というところ。
しかとてwindows7が11月に入手して早々に乗り換えるにしても肝心のアプリのバージョンはそれほど早くリリースされるかわけもない・・・。
やはり、現時点ではXPのダウングレードPCを選択すべきだったと深く後悔している。
大事なのはマシンのスペックもさることながら、これまでの電脳的資産の存続が重要なのである。
ああ? XP様 どうかダウングレードを・・・
cosugi : 2009年08月16日 23:08