駅前に放置された自転車は各自治体の活動によって特定の場所に保管され、その自転車の所有者が引き取りに来るのを待つ。
やがて、一定の保管期間が経過するとこれらの自転車はゴミ処分やリサイクルへ回されてしまう。
そこで、これら全国の放置自転車を被災地(特に沿岸部の津波被災地)に贈ることを提案したい。
被災地は瓦礫で覆われた道路が徐々に整備され、本来の道路を取り戻しつつあり、物資の輸送も可能になってきているが、ガソリンが不足する事態もあり車での往来は乏しい。
こうした点から、人力による自転車は有効なのだが、自転車すら津波で流されたこの地区の被災者・避難住民は移動手段や輸送手段が徒歩に限られる。
そこで、こうした被災者・避難住民のためにぜひとも『全国の駅前放置自転車』を提供しよう。
彼らの移動・輸送手段が強化されれば、自力による活動が増え、活動自由度が増せば少しづつではあるが復興への鋭気も湧いてくるのではないだろうか。
cosugi : 2011年03月21日 17:19