建築工事といえばかなり大掛かりなものを想像するが、建築的なことで「こんなことはできないか?」というときに注文者の横にいて「こうしたらいいですよ!」と助言するのがコンストラクションマネージャー(CMr)である。
まだ、なかなか世の中では職能として定着していませんが、私は一連の建築相談活動や建築設計活動、監理活動、検査活動を通していろいろな観点からお客様にアドバイスができる体制になってきていると自負している。
なので、チョットした修繕的な内容から大きな建設プロジェクトまでマネジメントして差し上げることができる。
内容的には工事内容の判定や概算工事費算定、構造工法選定、工事業者選定など様々。どのようなことをすれば工事費が安くなるのか?とかどのようにしたら地震に強い建物になるいのか?など設計契約を締結する前の事前の相談などは実に低価格で有効と思う。
ただ、CMrが世に定着していないこともあって、業務フィー(報酬)についての理解がなかなかされにくいのも辛いところである。
マネジメントはある意味お気軽な「相談解決」なので無駄話しになってしまえば無料のようなイメージもあるがお客様が必要としている情報がそこにあれば実利が生じるのだから報酬をいただかないと私も生活していけない。
このあたりは非常に微妙で1時間話して10万円という貴重なものもあれば、1時間話しても1万円にならないものもあるからなかなか定量化するのは難しい。
ただ、これは徐々にでも口外して理解をいただかないとマネジメントの意義が拡大しないし、効果も拡大しない。
一応は時間給+経費という算式でご理解いただこうと思う。
cosugi : 2008年06月15日 04:13