毎日、毎日、インターネットで不動産サイトから更新情報を入手。
本当に繰る日も繰る日も更新情報は無いか探し続けます。
一般的にはこの行為がないと自分での購入の第一歩は始まりません。
こうしていくうちにいくつかの傾向が見えてきます。
それは、どの方面の土地を探しているのか?
現在の居住地から東・西・南・北どの方面へ居を構えたいのか?
が見えてきます。
そこには当然、土地の坪単価があって、やや無理かもしれないけれども
この方面であれば「通勤に便利」とか「子供の通学に便利」とか
「空気がうまい!」とか「広い庭が確保できそう」とか・・・
目的が整理されてきます。
不動産サイトではこのあたりについては行政地区別や
鉄道沿線別のサイトインデックスがあるので
候補を絞り込んでいきましょう。
現在の居住地よりも都心側か、郊外側かを選択するわけです。
これはローンの返済についての攻略と関係してきます。
大掴みの考え方ですが、
現在の居住面積を基準として都心側となれば
当然今の月額家賃より返済額は多く必要となりますし、
郊外側となれば返済額は楽になります。
楽になる分、居住面積を広めて返済額を現状維持できる考え方もありましょう。
さて、いくつかの候補地がサイト上で見つかったら
まずは買えないことを承知で
実際にこれらの建物を見学に行きます。
そのためには、その物件の地図をサイト上から入手しプリントアウトします。
2週間もすれば購入したい物件のプリントが10件くらい溜まります。
次に、週末には家族とスケジュールを組んでこのプリントを持って、
家族みんなで建物見学に行きましょう。
ピクニック気分が好いですね。
できればご自分の車や自転車や徒歩などいろいろと交通手段を替えて
現地へ行ってみることが重要です。
ただし、実際には不動産屋さんを通さないと建物内の見学はできません。
不動産サイトから直接申し込むことも悪くはありませんが
いきなり不動産屋さんに物件見学を申し込んで
特定の物件について話をするのは禁物です。
なぜならこの種のサイトの不動産屋さんは信用情報が未知数だからです。
なので、はじめは自分の足と目と耳とで街を歩きましょう。
この街歩きで近隣の「街の雰囲気」を体験することが必要です。
ここでいう「建物見学」は実は「街(まち)」や「界隈(かいわい)」の視察です。
偶然にしてプリントした建物に出会うかもしれませんが
大事なのは「街(まち)」や「界隈(かいわい)」のフィット感なのです。
自分たちはこの街を受け入れられそうか?
逆に街は自分たちを受け入れてくれそうか?
このあたりが実はとても大事なのです。
・・・(つづく、かもしれない)
cosugi : 2005年10月23日 00:25