老朽化した住宅の建替え助成

先日東京都建築士事務所協会中野支部の会合がありました。
その折に中野区の建築行政のご担当からお話がありまして、
何やら老朽戸建て住宅の建替え等に伴う不燃化補助制度が定められたとのこと。
地域的には中野区全域ではなく、中野区弥生町の一部と中野区大和町の一部が対象になったとのことでした。
基本的には、国から東京都へ、東京都から中野区へと補助が降りてくる仕組みです。
東京都が定めた『木密地域不燃化10年プロジェクト』の
「不燃化推進特定整備地区(不燃化特区)」制度を活用し、平成32年度までに
不燃領域率70%達成を目標として、「燃えない・燃え広がらないまち」の形成を目指し、
防災まちづくりを進めています。(中野区配布文書原文のまま)
では、どのような補助が出るの?
といいますと、
● 老朽戸建て住宅の建替え費補助(補助対象には条件があります)
● 老朽建築物の除却費用補助
● 老朽建築物除去後の土地の管理費補助
などとなります。
最近では木造であっても不燃化(耐火建物・準耐火建物)として工事が可能になりました。
よって、鉄筋コンクリート造や鉄骨造によらず、純粋な木造(ただし、工法条件あり)でも
耐火建築物にすることができるので、今回のような補助が受けられます。
金額的には100平米の住宅の建替えの場合で、概ね300万円程度助成され
同時に減免申請によって固定資産税や都市計画税の減免制度の適用もあります。
詳しくは、弊社、小杉(03-5345-6233)まで お尋ねください。

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