姉歯事件(構造計算偽装事件)に端を発した基準法改正の経過説明があり、大まかな改正内容および申請内容の変更点、その他設計者が注意すべきところなどの緊急的説明会が開催されたので、当方も急遽参加した。
一連の構造計算偽装事件に端を発した建築基準法の見直しは建築士業務の厳格化および申請・検査関係の適正化について、これまでにも「手ぬるい」と感じていただけに、ある意味では当然のことと受け止めている。
構造事務所が意匠事務所の下請けになることは容認しながらも、その責任は意匠事務所が被っていた。
冷静に考えれば、地震国・日本での構造設計は非常に重要なものであり、その設計や監理の責任は構造事務所にも責任はあると考える。
然るに本改正は必要と思われるが、今後の国内での申請等の足並みは揃うのか、形骸化しないかが今後の課題だろう。
cosugi : 2007年02月15日 21:31
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