公共施設のリファインの現状を視た

東京都清瀬市の(仮称)清瀬市民センターのリファイン工事を工事途中の段階で見学した。
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建築年が昭和50年であり、構造的には新耐震基準を満たしていないことが元凶で、新築すれば40億円以上の工事費となるところを10数億円で完結するところにかなり興味があった。


内容的には市民ホールとしての劇場自体が小ぶりで、機能的にも不満が多い状態は既存建物を一目すると分かった。
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現在から将来に向けての要求を満たしながら、あまり費用をかけずに最大限の効果を得るためにはこうした「リファイン」という骨格の健康化と内容の機能強化が相応しいものと思う。
最近では住宅についても、この「リファイン」が見直されつつあるが、工費の援助を受けての工事だけに合法的にまとめる必要があり、コンプライアンスに基づいた建築士の設計監理が唯一絶対に必要と確信する。
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いわば「増改築工事」という無資格のリフォーム屋さんにも工事とは分けて考えることが大事だ。
お客様の財産と生活の安全を確保するために行う工事を行うのに、お客様自体がコンプライアンスを見据えてリファインを実行するための「知恵者」を選ばねばならない。
cosugi : 2010年06月16日 14:03

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