Residence・・・されど住宅

されど住宅

住宅設計の原点は誰もが持つ子供のころからの夢!

大人になったからこそあの頃の夢をかなえたい!!

既存擁壁をインナーガレージに改変して、その横に書斎を配して愛車を眺めたり、触ったり、語ったりという趣味空間を提供。この空間でコーヒーを味わう楽しみはなんと幸せな時間なのだろうか・・・

既存擁壁をインナーガレージに改変して、その横に書斎を配して愛車を眺めたり、触ったり、語ったりという趣味空間を提供。この空間でコーヒーを味わう楽しみはなんと幸せな時間なのだろうか・・・

 住宅は人が生活する上での基盤となる器

趣味を活かせる空間を生活に取り入れる

このページからはこれらの住宅などの実例をご紹介いたします。


(掲載がやや遅れております。少しお待ちください)


先頭画像について

2,002年に竣工したこの住まいは多摩市の丘の上にあります。

とても街並みが整っていて美しく交通量の少なく閑静で落ち着いた街区です。

土地は街区全体が丘の上ですから道路とは約2mほどの段差があって、既存建物はその上に載っていました。

敷地内に駐車場はなく、玄関は階段を上がってというアプローチでした。

お客様はカーコレクションがご趣味で、何台もの高級外車をお持ちでして、その駐車スペースの確保が設計命題でした。

土地は広かったので道路からの乗り入れが可能であればおよそ並列で4台×縦列で3台=12台は余裕で置けるのですが、これらの車を眺めながらご自身の時間を楽しむための書斎空間が横に欲しいことやホームシアターを楽しみたいというご希望もあったので、それらの空間を差し引きしたところ、カースペースは並列に3台スペースとその後ろに縦列で3台で都合5台分のカースペースを確保して、約8畳の書斎と約18畳のホームシアターと玄関、トイレ、階段室という道路レベルの地下フロアが生まれました。

この地下室フロアの上は擁壁上の敷地に建つ1階フロアになります。

1階フロアには囲炉裏のある吹き抜けのある居間のほか、キッチンや和室、洋室のほか、カースペースの屋上部には人工的に屋上緑化をして庭園としての築山を設け、その築山を眺められる開放型のヒノキ風呂やトイレを設けました。

庭も広く樹木を多く配して四季を感じられるようにしたことや雨も楽しめるように土庇を奥深く出して砂利敷きの瓦模様の庭に雨を落としました。

とてもゆったりとした時間が流れます。

お客様とのご縁に感謝いたします。

(お客様の楽しみを共に味わう:小杉卓)