回答

> １．上記材料でのサイディングは有効なのでしょうか？
> 貴HPの相談を拝見していると、アルミサイディング（今回のは鋼板ですが）は
> 住宅にはよくないという印象を受けましたが、いかがでしょうか。

ガルバリウム鋼板は鉄板にアルミ紛を付着させたものです。
カラー鉄板とあまり変わりません。

サイディングで覆うことで下の壁の様子がわからなくなります。
家が病気になっているのに気がつかないことのほうが「アブナイ」と私は思います。

外壁にヒビが入っていることも判らなくなります。
外壁のヒビは「そろそろ外壁のメンテナンスをしてください」というサインだとお考えください。

> ２．価格の適正性はいかがでしょうか？
> 他の相談にもありましたが、業者は塗装の２～３回分の費用をまとめて払い、
> あとはメンテナンスフリーで２０～３０年持つ、と言っています。

「メンテナンスフリー」が信じられますか。

部材としては耐用年数２０～３０年かも知れませんが
建物というのもは「窓やドア」があるし、
出っ張ったり引っ込んだりしています。

これらとの取り合いが難しいのです。

サイディングは釘で打ち付けるのだと思いますが
下地がすでに１０年以上経過しています。

どのように、どの範囲について保証するというのでしょうか？
また、５年後にこの会社は存続しているのでしょうか？
もしも事故があった場合どのように対応してくださるというのでしょうか？

「リフォーム後５年ごとに点検します」というのなら話はわかってあげても良いかも・・・。

> ３．公開工事ということでの値引きというのは、よくあることなのでしょうか？
> ２とも関連しますが、１００万円がわりと簡単に値引かれたこと、またもともとの
> 価格（５００万円）が、住宅のリフォームの価格設定としては高すぎるように
> 思えること、結論を今日明日中に急がされていることなど、不審に思われる点が
> いくつかあります　（契約は今日明日中にはしませんが）。

全国的にこの種の勧誘セールスが横行しています。

「公開工事」というのは
日本人特有の横並び症候群を利用したサンプルセールスの手法です。
お客様に不信感を抱かせないための布石ともいえます。

「あの家もサイディングにやり替えた」・・・「私の家も頼んで大丈夫」
という消費者心理をつかんだセールス手法です。

あなたが「イエス」といえばあなたの家がこのサンプルになります。
お止めなさい。
塗装の単価が平米単価で１３００円程度です。
少し良いものを使っても１８００円程度です。
足場代金や高圧洗浄を含めても床面積５０坪程度の２階建の場合でも
総額８０万円から１００万円というところです。

これで１５年は大丈夫。
心配なら１０年で再塗装すれば良質のリフォームができます。

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