質問
貴社のホームページから送信がどうしてもできないので、メールにてご相談申し上げます。
ご相談内容というのは、7月21日の夕方の大雨により、私が借りている駐車場が冠水してしまい車が全損したようなのです。この駐車場は、私のマンションが住人用に貸している地下3階建ての機械式駐車場で借りているのは地下3階部分です。
管理会社からは、いまだになんの謝罪もなく、また駐車場の昇降機自体が故障してしまい、復旧の目処もたってないと張り紙がしてあるだけです。そのため地下の状況がどうなっているかまったくわからず、部品の調達も来週の水曜日以降になり、その後工事すると案内しているだけで、ひどいことにその工事の見積もりを行うとありました。
このような欠陥は当然メーカーが自社の責任において行うべきものと思いますが、建築業界の慣行はこんな風なのでしょうか。管理会社の人間に問いあわせても、自分達には落ち度がなく、毀損した車の保証には応じられないとの返事しかしないといった非常に不誠実な態度です。
こうした場合に、管理会社側の不法行為責任を追求できるでしょうか。
管理会社の親会社であるマンション施工会社には、インターネット上の同社のホームページを通じて苦情として昨日電子メールを送信しておりますが、同社からもなんの回答もありません。
私及び他の被害者はどのような救済の方法があるか教えてください。尚、このマンションの施工販売会社は ●●地所で、管理会社は ●●管理会社です。
回答
<はじめに: この回答はご相談のあった1999年7月に
すでにご相談者あて回答したものですが、
当相談コーナーのシステム改善の都合上、
再度編集して掲示しております。ご了承ください。>
ひどい話もあるものだと思います。
と同時に「やり場のない怒り」に何かの方向性を差し上げたく思います。
あきらかにいえることは
排水に関する処置・設計がなされていなければ「設計ミス」でしょう。
また、工事中に
それに気づかない施工者は同罪の施工ミスということになってきます。
「水没」は予測できることですから発注者、設計者、監理者、施工者等
関係した人間をすべて相手取って裁判を起こすことは可能です。
また、管理会社は必要十分な「火災保険や総合的な災害保険」に
加入していると思いますのでそちらの保険によって
損害は補填されるべきものと考えます。
とりあえずは水没している「車」の所有者が結束して
これらの発注者、設計者、工事業者、管理会社を相手取って
団体として交渉の場を設けることが必要です。
場合によっては「弁護士」を見方につける必要があります。