2chの純粋なオーディオセットで交響曲を楽しんでいます。
かなり神経を使うお仕事のオーナーはこの部屋で存分に音を堪能し、心身ともに癒しています。
子供の頃からクラシック(オーケストラ)の音楽鑑賞を趣味としてお持ちで、その影響でオーディオ機器にも関心を寄せられご自慢の機器をお持ちでしたが、過去の生活の中では思うように音も出せず、いずれ自宅を建てるならば防音効果の優れたリスニングルームを実現したいと思っていただそうです。
ご家族も増え、なにかと手狭になった建物を一部増築してリスニングルームを作りたいというご希望の時からご相談に来られていましたが、徐々に気持ちも一層前向きになり、ご家族の説得や資金計画を入念に行いながらいよいよ建替えることに準備が整いました。
オーディオルームの大きさ(広さ)を決めるに際しては当初オーナーは12畳程度のご希望でしたが、これまでの経験では12畳では狭く、圧迫感を感じることから当初予算は崩さずに工法や工程を見直し床面積を最大に広げる工夫をしています。
結果、約18畳の地下音響室のほか、約5畳の階段室・地下書斎コーナーを実現しています。