これぞ地下室
誰からも邪魔されない「宇宙」から世界へオーディオ趣味を発信!
健康長寿は趣味を満喫できる地下室が一番!
このページからはこれらの地下室実例をご紹介いたします。
(掲載がやや遅れております。少しお待ちください)
先頭画像について
この地下室はわずか12坪=24畳(階段室3畳含む)ですが、一人で楽しむプライベートの地下空間としては大きな地下室でやや贅沢な感じでしょうか。
オーナーはオーディオ鑑賞が趣味でこの空間はご自宅の建替えに合わせて私たちにリクエストしてこられました。
建物は12坪×3層=36坪のお住まいです。
(全体工事費ははじめからかなり圧縮された予算でした<笑い>のでほとんど贅沢はしていませんが基本仕様は確保しています。)
仕事から帰ると時間を忘れて正面の大型スピーカーの自作に没頭し、朝になると仕事に出かけるという毎日だったとこれまでを振り返られてお話くださいました。
また、最近のメールでは、この趣味が世界を駆け巡ってフランスのオーディオ雑誌の編集者の目に止まり、昨年末に取材を受けたそうです。
私も過日体験させていただきましたが、この自作スピーカーが唸るときは音圧で約120dBという爆音になり、完全に地下室自体がスピーカーの箱になるので“心身ともに音の中に身を置く”感覚となります。
聞き始めはうるさい感じで「オイ!オイ!」と思っておりましたが、5分もすると不思議なもので私の耳はこの爆音を自然に受け入れて『心地よくなっていく』のが不思議でした。
「また聞いてみたい!」という欲求でちょっと癖になってしまいますね。
最近ではお客様を知る音響ファンが徐々に増え始めているそうで、こうしたファンのために1本1本スピーカーを作って差し上げて、とうとうこの趣味が嵩じて事業化を進めているのだそうです。
ともすると、自己満足で自己に埋没しがちな私たちの趣味ではありますが、こうして原点となる「地下室」を手に入れたところから進化が始まり、これが徐々に花開いて事業化へと進み、意気揚々と日々を楽しむお客様を拝見して、私もとてもうれしくなりました。
お客様とのご縁に感謝いたします。
(爆音が癖になる:小杉卓)