昨日は所員の蘇原と共に耐震診断のための事前調査に出掛けた。
内容的には劣化診断(履歴調査)と構造部材、非構造部材の断面調査ならびに設備機器類の調査と防水関連の調査である。
地区年数はおおむね40年近くを経過している建物ながら、これまでに外壁の塗替えや防水のやり替えなどを適度に実施しており、外部亀裂の補修などもされていることから、なかなかよい結果が得られそうである。
2人で診断に回ったが、記録を採るのが結構大変で、特に日中の炎天下での作業は疲労が激しい。
軽い熱中症になりかけて、帰宅時には頭痛がひどかったので、通例のごとく首の後ろを積極的に冷やしたところ改善した。
水分補給は無論のことながら、汗をぬぐって皮膚からの蒸散作用を少しでも多くすることが必須である。
かくして、2人ともヘトヘトになりながらも業務を完了した。
今後は経年指標を出して耐震診断(計算)を行うこととなる。
cosugi : 2009年08月18日 06:27