「光庭のある家」 【地下室付】
地下RC造1階、地上在来木造2階建ての専用住宅。
「光庭」とは建物の中心に配置された外部の吹き抜けを指す。施主より地下に個室とホームシター、納戸が
欲しいと希望があった。地下であっても自然光を入れたい。そのため納戸を除く各室はドライエリアに面するこ
とが条件となった。 この条件を元に計画をした。ドライエリアを2面設け、その内のひとつは地下から2階までの
3層の吹き抜けとした。この吹き抜けに面した4面の壁の内の3面をサッシにすることによって、建物の中央から
全階に光を入れることができる。外観上は閉鎖的だが「光庭」によって十分な明るさと風通しを実現した。
(小杉 卓)
地下室構成
・13畳ホームシアター
・8畳個室1
・8畳個室2
・6畳納戸
・南面に4畳ドライエリア(個室1と2に面する)
・中央に2帖ドライエリア(ホームシアターと廊下に面する)
建物断面 (地下室をクリックすると地下室ページがご覧いただけます)
外観
2階リビングルーム
・写真左:2階リビングはバルコニーと光庭に面している。奥はダイニング。
・写真右:ダイニングからキッチンを見る。
・写真左:1階和室は光庭に面している。
・写真右:1階玄関より見る光庭。奥は2階へ上がる階段。